こんばんは、kane-Heyです。
いよいよ5月7日の収量検査のタイミングが来ました。
収穫量をどのように測定するかについては、こちらのブログで触れましたが、今年も同じ方法で収量検査を実施しました。
朝7時からの実施だったのですが、農業委員の方には本当に感謝です。
【方法概要】
・摘採した場所は、これまで過去2年の実施とほぼ同じ場所(3か所)を選定
・3か所において、それぞれの場所で2回摘採して平均を取る
【結果】
◆パネル下① 黄シート
◆パネル下② 黒シート
◆通常の畑
今年の収量検査のまとめです。
簡単に考察すると、
・「パネル下①黄シート」は通常の畑と比較して収穫量が多くなった
コメント:黄シートが早生に生育させるのが目的なので、パネル下であっても
目的通り他のものより生育が早くなり収量が増す結果となった
・「パネル下② 黒シート」は、通常の畑と比較して収穫量がやや少なくなった
コメント:黒シートを被覆するまでは、被覆しない通常の畑とほぼ同じ生育状況
だったが、4月24日の被覆以降はシートによって遮光されたことにより生育が鈍化した。
なお、農業委員の方からのコメントとして、黒シートの被覆が少し早かったの
ではとのこと。かぶせ茶とする場合、通常は摘採日前10前後に被覆するのが良いそうです。
これについては、来年の実施に生かしたいと思います。
また、過去3年分の結果についてもまとめておきます。
通常の畑と比較して2割を超えな形で収穫量が維持できているのでお茶とソーラーシェアリングは組み合わせとして非常に良いように思います。
※2015年は黄シートを被覆して実証を行った。2016年は黄シートと白シートを被覆して実証を行った。2017年は黄シート、黒シートの被覆で実証を行った。