ソーラーシェアリングの架台の高さの決め方

こんばんは。kane-Heyです。

今回は、ソーラーシェアリングの架台の高さについて見ていきます。

kane-Heyの所では、茶畑に設置した架台の高さは3.7Mもあります。架台が高いほど強度が必要になりどうしてもコストが高くついてしまいます。また、高い位置での設置作業となるので設置の工数もかさみます。

そのため、架台をどうにかして低くできれば、低コストでソーラーシェアリングができるのにと常々思っていたりします・・・。

そもそも、茶の木の高さは1Mにも満たないのに、なんでこんなに高くする必要があるのかと疑問に思うかもしれません。しかも、摘採や剪定等に使う茶園管理機械の多くは、人が持って使うものが多く、人が立って歩けるくらいの高さがあれば作業に支障はありません。

kane-Heyもそう思ったので、一時転用の申請のやりとりの中で、架台の高さを2Mとか2.5Mくらいにできないのかと聞いてみました。

結果は、乗用タイプの耕作機械を使う圃場は、その機械の高さを考慮しなければならないという回答でした。

この茶畑は乗用摘採機や防除機によって茶園管理を行っていたのでした・・・。

よって、架台の高さは、圃場を管理するときの機械の高さを考慮して決まります。判断は基本的にそれぞれの地域の農業委員会によって行われますが、どこでも見解は概ね同じだと思います。

そういえば、どっかに明確にその旨のことが書かれていたという記憶があったのでネットを調べたら、こちら(1.(4)エ)に関連する事項が書いてありました。

【抜粋】
(4) 次に掲げる場合については、営農の適切な継続が確保されていないと判断するものとする。

エ 農作業に必要な機械等を効率的に利用することが困難であると認められる場合

ということで、明確に書かれていましたね。