太陽光をやるなら、地上型? 営農型?のどっち

こんばんは、kane-Heyです。

4月恒例の固定資産税の通知書が本日届きました。

今回は、土地の固定資産税の観点で、太陽光のあり方を見ていきたいと思います。

kane-Heyの所では、ソーラーシェアリングと通常の太陽光設備の両方を所有しています。それぞれ土地の固定資産税を見ると、ソーラーシェアリングの方が圧倒的に安いです。

理由は、通常の太陽光設備はその土地が雑種地の扱いで税金が大きくなってしまっているのに対し、ソーラーシェアリングは、一時転用した面積のみが雑種地扱いでそれ以外は農地の課税のままとなっているからです。

それならば、太陽光をやるなら農地を一時転用してソーラーシェアリングをと思うのですが、

① 背の高い架台はコストが高くつき、施工費用も割高である
② 農作物の収量を毎年報告しなければならない
③ 3年毎に一時転用の更新手続きが必要である

など、費用面や面倒な手続きがあるため、悩ましいところです。

ただ、
①の割高な費用については、固定資産税が非常に低いので、20年の長期で見ると、土地の評価額によりますが、税金の削減効果が数百万円にもなります。そのため、トータルにかかるコストの点で、地上型もソーラーシェアリングも大して変わらないといった見方もできます。

なお、
④ 売電収入に加えて、本来の農業による収益も見込める
⑤ 20年後太陽光をやめても、農地はそのままなのでスムーズに営農の継続が可能
⑥ 架台を太陽光以外の農業用途に活用することも検討できる(ビニルハウス化、防除噴霧パイプ敷設、等)

など、農業を継続していく上でメリットとなることも多くあります。

ゆえに、
太陽光発電に興味があり、農地を活用していきたいと思っている方であれば、ソーラーシェアリングの導入も十分視野に入ってくるのではないかと思っています。

kane-Heyは、導入当初、ソーラーシェアリングは高くつくという発想しか持っていませんでした。3年たった今、税金の長期的な削減効果があるということ知って、次にもしやるなら間違いなくソーラーシェアリングだと強く思っている次第です。
(②、③の面倒くさいことも既に経験済みですし・・・)(^^)