紙の通帳発行に1,100円に思うこと。

こんばんは、Kane-Heyです。

とうとう新規口座の通帳発行にも
手数料が必要な時代となってしまいました。

報道を見ていると銀行の言い分は、
紙の通帳は発行や維持管理、
印紙代などコストがかかるため、
無くしたいということのようですが、
銀行運営の苦しさを顧客に
転嫁しているようにも思え、
印象としてはどうしてもネガティブです・・・。

コスト削減につながるWEB通帳のみを選ばせたいのなら、
顧客にメリットが生じるような仕組みをいれないと、
今の時代ダメなように感じます。

PayPayなどは、
びっくりするようなキャッシュバックで
新規顧客数を伸ばし、また、
みんなそれに慣れてしまっています。

電子マネーの市場が成長すると、
銀行を介さなくてもお金を動かせるようになり、
銀行に魅力がなければ預金が集まりません。

電子マネーの台頭で、現金と電子マネーの垣根がなくなり、
異業種が金融業に参入し戦国時代に突入します。

これまでのような窓口で待っているだけの受け身では
顧客を獲得できず、ましてや、今回の通帳発行をはじめ、
現金の出し入れに手数料(時間帯による)がかかるというのは、
今の感覚に馴染まず、
この先銀行業はどうなってしまうのかと思ってしまいます。