ソーラーシェアリングのお茶が玉露になった!

こんばんは、Kane-Heyです。
しばらくぶりのブログです。
#ずいぶん長くさぼってしまいました。

ソーラーシェアリングのお茶が玉露として静岡茶市場に出荷することができました。
また、地元富士宮産として玉露を出荷するのは初めてのケースとなり、自身にとって明るい話題となりました。

ソーラーシェアリングで寒冷紗を被覆した場合、かぶせ茶の直掛けとは違い、架台をうまく活用することで玉露と同じ棚掛けとなるため、今年は玉露に合わせた栽培を行いました。

その結果、市場では玉露として認識され、一般の煎茶よりも高単価で取引が行われました。(同日に出荷した自園の煎茶と比較して約2.3倍となりました)

本来なら、玉露用の棚は資金を投じて敷設し、その資金の回収には時間がかかります。一方、ソーラーシェアリングの場合は、架台が棚の機能を果たしてくれるため新たな資金を投じる必要がありません。

また、ソーラーシェアリングの設備代は売電収入によってお茶の収量とは無関係に自然と回収されてしまいます。

棚設備の資金の回収リスクがなく、高単価な玉露が出荷できるとなれば、これ以上ベストマッチな組み合わせはないように思います。