ソーラーシェアリング -諸元-

ソーラーシェアリングの諸元を簡単にまとめておく。

設備の諸元は以下の通り。ソーラーシェアリングは農地を一時転用する形で許可を取るので、一時転用の面積を求める必要がある。この面積が雑種地の扱いとなる。

地上型の設備の場合は、施工面積全部が雑種地の扱いとなってしまうが、一時転用の場合は、わずか数㎡の転用で済むため、税金面で非常に有利である。

長峯1、2は36円案件、長峯3は32円の案件となっている。ちなみに、36円の時は低圧分割の制限がなかったので、同じ住所で低圧を複数設置することができた。

名称 長峯1(36円) 長峯2(36円) 長峯3(32円)
設置住所 富士宮市山本xxx
施工面積 [㎡] 484 484 726
一時転用面積 [㎡] 2.27 2.27 1.56
モジュール 100[w] x 448枚 100[w] x 448枚 105[w] x 672枚
パワコン 5.5[kw] x 8 5.5[kw] x 8 10[kw] x 4,  9.9[kw] x1
モジュール数 448 448 672
発電規模[kw] 44.8 44.8 70.56

地上型の設備と違い畑の耕作が前提となるため、メーカーの信用の部分を重視してLooop社のソラシェアを導入。既に3年目に突入したが、今のところ大きな障害はなく順調に稼働している。(導入時はずいぶんとお世話になりました)

上空から撮った現場写真は以下の通り。ちなみにドローン(phantom 3 pro)で撮影。

次に、一時転用の面積の求め方についてまとめる。面積に含めるものは太陽光発電設備に関連する機器や設備であるため、概ね以下の設備の面積を合算して値を求める。

①支柱(太陽光パネル)
②支柱(パワコン)
③パワコン
④引き込みポール
⑤分電盤
⑥集電箱
⑦監視モニタ

詳細は次回にまとめることにする。