JA融資「アグリマイティー資金」が一旦白紙に

こんばんは、Kane-Heyです。

ソーラーシェアリングを融資で考えるときに有力な候補として、JA融資「アグリマイティー資金」というのがあります。地元でも積極的に展開しています。

この「アグリマイティー資金」には、使途によって種類があり、その中に、「再生可能エネルギー利用の取り組みを支援するために必要な資金」というのがあり、ずばり、太陽光発電によるソーラーシェアリングのための融資となっています(最大5,000万円)。

Kane-Heyの所も、もう少しソーラーシェアリングを増やそうと思い、アグリマイティーで話を進めていました。JAの担当の方共々、概ね大丈夫だろうと思っていたのですが、審査・承認が最終段まで上がったタイミングで、なんと、最後の最後に、思わぬ落とし穴がありました。

却下となってしまった理由、この一点です。

・「アグリマイティー資金」は、ソーラーシェアリング事業地(農地)を一番抵当権として設定する必要がある。

Kane-Heyの所は、既存の設備をJAのプロパー融資で作ったため、ありったけの畑が担保として必要でした。よってこれらすべてに一番抵当権が設定されています。このため、今回アグリマイティーをやる場合は、担保の設定が二番抵当権としてしか設定できません

この部分がNGとなり、融資が一旦白紙となりました。

融資の検討には、土地の抵当権有無や順位について常に意識しなければならないということで、残念な結果となりましたが、今回大変勉強になりました。

さて、振り出しに戻った感がありますが、別の融資の策を進めつつ、そちらが具体化したら改めてご報告したいと思います。